伯牛、わしは強いてお前の顔を見ようとはいわぬ。せめて声だけでも聞かせてくれ。
下村湖人論語物語」(1938)
悲しみ,愛情大切な人が病気で会えないとき
愛よりも、金銭よりも、名誉よりも、むしろわたしに真実をあたえてもらいたい。
ソロー森の生活」(1854)
渇望,決意何が本当に大切かを見失いそうになったとき
サムサノナツハオロオロアルキ
宮沢賢治雨ニモマケズ」(0)
困惑, 孤立, 不安周囲と合わせられず、心が定まらないまま時を重ねるとき
もし神を畏れず、また来世を期待しないならば、利よりも正を好む者は少数であるでありましょう。
デカルト省察」(1641)
皮肉,現実認識道徳の根拠について考えるとき
真理そのものよりも古いものはないのでありますから。
デカルト省察」(1641)
確信,永遠性新しい方法について語るとき
聖賢の道を学び、あらゆる機会に思索体験をつんで、それを自分の血肉とする。何と生き甲斐のある生活だろう。
下村湖人現代訳論語」(1949)
喜び学ぶことの意味がわからなくなったとき
私は私のできる限りこの不可思議な私というものを、あなたに解らせるように、今までの叙述で己れを尽したつもりです。
夏目漱石こころ」(1914)
切なさ, 決意自分の行動の意味を理解してほしいとき
ただ、一さいは過ぎて行きます。
太宰治人間失格」(1948)
安らぎすべてを諦めたとき
富士山、さやうなら、 お世話になりました。パチリ。
太宰治富嶽百景」(1939)
安らぎ何かに区切りをつけるとき
人民もし暴政を避けんと欲せば、すみやかに学問に志しみずから才徳を高くして、政府と相対し同位同等の地位に登らざるべからず。これすなわち余輩の勧むる学問の趣意なり。
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
希望現状に不満を感じているが、どう変わればいいか分からないとき
もう田舎へは行かない、東京で清とうちを持つんだ
夏目漱石坊っちゃん」(1906)
希望長く離れていた人との再会で、人生を変える決意をしたとき
日本人は歴史の前ではただ運命に従順な子供であったにすぎない。
坂口安吾堕落論」(1947)
虚無感、絶望個人の力の無力さに気づいたとき
お上の事には間違はございますまいから。
森鷗外最後の一句」(1915)
皮肉、反骨権威に対して疑問を感じながらも従わざるを得ないとき
人は、いかに遠くとも、またどんな調子のものであっても、自分の耳で聞く音楽に合わせて足をはこぶことだ。
ソロー森の生活」(1854)
勇気,個性周りに合わせるべきか迷ったとき
門閥制度は親の敵で御座る
福沢諭吉福翁自伝」(1899)
怒り,決意封建社会の理不尽を痛感したとき
理想は椅子にあるものでないから、椅子を得たによってまっとうするとはいわれぬ。
新渡戸稲造自警録」(1916)
納得,目覚め地位や肩書きに執着してしまうとき
お茶がおいしいときにも、 きっとお父さんを思い出す
太宰治女生徒」(1939)
切なさ大切な人を思い出すとき
ああ、暑、暑! どうだった、譲治さん、あたしの踊るのを見ていた?
谷崎潤一郎痴人の愛」(1924)
喜び自分の成功を確認したいとき
人が自分を知ってくれないということは少しも心配なことではない。自分が人を知らないということが心配なのだ。
下村湖人現代訳論語」(1949)
解放自分の努力が誰にも認められないと感じるとき
われわれの最も意を注ぐべき心掛は平常毎日の言行——言行と言わんよりは心の持ち方、精神の態度である。
新渡戸稲造自警録」(1916)
引き締まる日々の生活を見直したいとき