死生の事は一切言うことなし。どこへでも出て行きなさい。
福沢諭吉福翁自伝」(1899)
本当に私は、どれが本当の自分だか分からない。
太宰治女生徒」(1939)
母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちてるのねえ
新美南吉手袋を買いに」(1943)
彼女は大胆不敵なエキジビショニストであったのだ。
江戸川乱歩黒蜥蜴」(1934)
人間の住居というよりも、むしろ何かの巣といった方が、よほど適当している。
宮本百合子貧しき人々の群」(1916)
私は夫を半分は激しく嫌い、半分は激しく愛している。
谷崎潤一郎」(1956)
書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
義援金を出してから、会う人ごとに義援金を取られた、取られたと言いふらしている
夏目漱石吾輩は猫である」(1905)
おれは食欲があるが、あんなものはいやだ。
フランツ・カフカ変身」(0)
悪魔のささやきというのは、たぶんああしたことを指すのではありますまいか。
江戸川乱歩人間椅子」(1925)
僕はいつでも僕自身だ。ただ皮は変わるだろう。
芥川龍之介或阿呆の一生」(1927)