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われわれの眼を盲さす光りは、われわれにとっては闇にすぎない。
ソロー「森の生活」(1854)
洞察,驚愕
新しい視点に気づいたとき
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文字を読むことのみを知りて物事の道理をわきまえざる者はこれを学者と言うべからず。いわゆる「論語よみの論語しらず」とはすなわちこれなり。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
怒り、痛烈な批判
知識があっても実生活に活かせていない自分に気づいたとき
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弟の喜三郎は病気で働けなくなって、兄に世話をかけているのが辛くて辛くてたまらなかったのだそうである。そこで兄の留守に剃刀(かみそり)を出して自分の咽(のど)を切ったのである。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
衝撃、悲しみ
誰かの苦しみに気づけなかった自分を責めるとき
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私は生きている。私はこれほど確かな事実はないと思った。自己の存在はただちに内より直観できる。
倉田百三「愛と認識との出発」(1921)
実存的覚醒
自分の存在意義に悩んでいるとき
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私はその変な画を眺めるだけで、講演の内容をちっとも組み立てずに暮らしてしまったのです。
夏目漱石「私の個人主義」(1914)
諦観,自嘲
やるべきことを先延ばしにしてしまったとき
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人格は地の子らの最高の幸福であるというゲーテの言葉ほど、幸福についての完全な定義はない。
三木清「人生論ノート」(1941)
納得,感動
人生の幸福とは何かを深く考えているとき
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女は笑いながら、白い手をのべて、その蛇を掴んでひょいと投げた。
泉鏡花「高野聖」(1900)
畏怖
人間離れした存在に圧倒されたとき
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それは私自身に取って忘れがたない貴い記録であると同時に、恐らくは読者諸君に取っても、きっと何かの参考資料となるに違いない。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
決意
自分の人生を記録に残したいと思ったとき
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こんな時には私はいつもあの美しいシャボン玉をこわさぬようにと思いました。そう思うから叱られても腹も立ちませんでした。
小泉節子「思い出の記」(1908)
切なさ
配偶者の完璧さへの執着に直面し、寄り添うことの意味を感じたとき
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弓というものがどんな物であったか、それも思い出せぬ。
中島敦「名人伝」(1942)
衝撃、悟り
何かに執着しすぎている自分に気づいたとき
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壮二君は今、拙宅のつめたい地下室にとじこめられて、暗やみの中でシクシク泣いております。
江戸川乱歩「怪人二十面相」(1936)
恐怖, 悲しみ
大切な人が危険に晒されたことを知ったとき
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旅において我々は日常的なものから離れ、そして純粋に観想的になることによって、平生は何か自明のもの、既知のものの如く前提されていた人生に対して新たな感情を持つのである。
三木清「人生論ノート」(1941)
発見,解放
日常から離れて新しい視点を得たとき
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ずるけてサボるんでねえんだ。働けねえからだよ
小林多喜二「蟹工船」(1929)
悲しみ, 怒り
労働者が自分の限界を突きつけられたとき
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雲雀の鳴くのは口で鳴くのではない、魂全体が鳴くのだ。
夏目漱石「草枕」(1906)
感動、覚醒
人生の本質的な生き方について考えたいとき
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谷間には希望の幸福が緑いろに萌えている。
ゲーテ「ファウスト」(1808)
希望
春の訪れや新しい季節の始まりを感じるとき
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海蔵はそれから少しいい人になりました。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
温かさ、希望
人は変われるのかと問いたくなったとき
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お前たちは寒い冬の夜でも、私の足の裏をその小さい暖い手で撫でてくれた。
有島武郎「小さき者へ」(1918)
温もり
子どもの無邪気な優しさに触れたとき
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君子は徳を以てすべての人の才能を生かして行くが、それは自分を忘れることが出来るからじゃ。
下村湖人「論語物語」(1938)
反省,気づき
自分の能力を誇りたくなるとき
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神に問う。信頼は罪なりや。
太宰治「人間失格」(1948)
切なさ
人を信じることに疲れたとき
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われわれは荒野の強壮薬を必要とする。
ソロー「森の生活」(1854)
渇望,活力
都市生活に疲れを感じたとき
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