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世界は生々の氣に張られて居るのである。
幸田露伴「努力論」(1912)
活力,安堵
世の中に絶望を感じているとき
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馬鹿め、乃公の入れて置いた石に御神酒を上げて拝んでるとは面白い
福沢諭吉「福翁自伝」(1899)
得意,皮肉
神様の正体を暴いて周囲を観察したとき
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「ナオミを『偉くすること』と、『人形のように珍重すること』と、この二つが果して両立するものかどうか?―――今から思うと馬鹿げた話ですけれど、彼女の愛に惑溺して眼が眩んでいた私には、そんな見易い道理さえが全く分らなかったのです。」
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
後悔、自己欺瞞への気づき、絶望
自分の矛盾した願いに気づき、それが実現不可能だったことを認識するとき
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喜助は弟に頼まれた通り、剃刀を抜いた。抜くと血がどっと出て弟は死んだ。
森鷗外「高瀬舟」(1916)
衝撃、悲しみ
正しいことをしたはずなのに罪に問われるとき
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善い人間は、よしや暗黒な内の促に動されていても、始終正しい道を忘れてはいないものだ
ゲーテ「ファウスト」(1808)
希望
自分の弱さに負けそうなとき
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ただ口の中で迷羊(ストレイ・シープ)、迷羊(ストレイ・シープ)と繰り返した。
夏目漱石「三四郎」(1908)
孤独, 迷走, 虚無感
人生の方向性を見失ったとき、自分の気持ちを言葉にできないとき
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母も死ぬ三日前に愛想をつかした――おやじも年中持て余している――町内では乱暴者の悪太郎と爪弾きをする――このおれを無暗に珍重してくれた。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
孤独
誰にも必要とされていないと感じているとき
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柳吉はええ加減な男であった。 しかし、ええ加減な男には ええ加減な男なりの 愛嬌があった。
織田作之助「夫婦善哉」(1940)
愛嬌
ダメな自分を許したくなったとき
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「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」これは普通世人の口にする一つの命題である。これはある意味ではほんとうだと思われる。しかし、一方でまた「科学者はあたまが悪くなくてはいけない」という命題も、ある意味ではやはりほんとうである
寺田寅彦「科学者とあたま」(1933)
知的好奇心
頭の良さとは何かを考えたとき
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私は生きている。――そうだ、それだけで充分じゃないか。
堀辰雄「風立ちぬ」(1938)
覚悟
すべてを失っても前を向くとき
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併し、あの電燈を消したのが犯人だとすれば、スイッチにその指紋が残っていなければなりません。
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」(1925)
決意
論理的な推理で相手を追い詰めたいとき
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真理はあらゆる人によって承認さるべき要求を含んでいる。
三木清「哲学入門」(1940)
厳粛
正しさについて考えたいとき
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あの婦人は、今でも、あの山の中に、独り住んでいるのでございましょうか。
泉鏡花「高野聖」(1900)
余韻
終わった後も頭から離れないとき
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秋の半ば、十月の末から此の雑木林の変化は見事である。
国木田独歩「武蔵野」(1898)
感動
季節の変わり目に自然の美しさを感じたとき
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小人が過ちを犯すと、必ずそれをかざるものである。
下村湖人「現代訳論語」(1949)
痛み,自省
自分の失敗を隠そうとするとき
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自分一人でさえ断れそうな、この細い蜘蛛の糸が、どうしてあれだけの人数の重みに堪える事が出来ましょう。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)
恐怖
自分の救いが危機に瀕しているのを知ったとき
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そのまた向うには夕焼けの空の下に、 ぼんやり薄紫に横たわっている海さえ見えた。
芥川龍之介「トロッコ」(1922)
切なさ
美しい景色が逆に寂しく感じるとき
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伯牛、わしは強いてお前の顔を見ようとはいわぬ。せめて声だけでも聞きたいと思って、久々でやって来たのじゃ。
下村湖人「論語物語」(1938)
温かさ
辛いとき、誰かにそっと寄り添ってほしいとき
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およそ人心の働き、これを進めて進まざるものあることなし。その趣は人身の手足を役(えき)してその筋を強くするに異ならず。
福沢諭吉「学問のすすめ」(1872)
希望
才能や性質は変えられないと諦めているとき
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からだに塩をたくさんよくもみ込んでください。
宮沢賢治「注文の多い料理店」(1924)
恐怖
ようやく異変に気づいたとき
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