この世でこんなに人を喜ばせることのできる源氏は前世ですばらしい善業があったのであろう。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(07 紅葉賀)」(1914)
しからばどこから私の誤謬は生じるのであろうか。
デカルト省察」(1641)
賢い人と愚かな人の違いは、学ぶか学ばないかによってできるものなのです
福沢諭吉学問のすすめ」(1872)
そんなことをするくらいなら、私はもう死んだ方がましです。
宮沢賢治よだかの星」(1934)
恋しい藤壺の宮によく似ているからだと気がついた瞬間にも、思慕の涙が熱く頬を伝わった。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(05 若紫)」(1914)
人生などというものは、せめて好きな楽しみでもして暮らしてしまいたい。
紫式部(与謝野晶子訳)源氏物語(21 乙女)」(1914)
一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと
石川啄木一握の砂」(1910)
自分等の年頃の青年にしては変態になったのではないかしらんとも考えた。
岡本かの子老妓抄」(1938)
体中とても血の回りがよくなって大変いい気持ちです。
宮沢賢治セロ弾きのゴーシュ」(1934)
貧にしてへつらわず富んで驕らないというのが、その極致で。
下村湖人論語物語」(1938)
老夫妻にはそれが自分たちの新しい夢と善意とを裏書きするもののように思われた。
フランツ・カフカ変身」(0)