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人と人との交際に趣味のあるのとないのとは、金銭や物件で差引勘定の出来ないところにある。
新渡戸稲造「自警録」(1916)
あたたかさ
人間関係が損得勘定になっていると感じるとき
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自分で自分の馬鹿を承知しているほど尊(たっ)とく見える事はない。
夏目漱石「吾輩は猫である」(1905)
悟り、自覚、謙虚さ
自分の愚かさに気づいたとき、人生に迷っているとき
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願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。
柳田国男「遠野物語」(1910)
切望, 使命感
忘れられた物語を世に知らしめたいとき
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悪口の六、七分は聞流しにすべきもの、意に介する価値なきものと僕は信ずる。
新渡戸稲造「自警録」(1916)
ラク
人の悪口が気になって仕方ないとき
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これが一生さ。これがおれの晩年の安らぎさ
フランツ・カフカ「変身」(0)
絶望, 諦念
人生の無意味さに直面したとき
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人間は大概似たもんだ。腹が立てば喧嘩の一つぐらいは誰でもするだろうと思ってたが、この様子じゃめったに口も聞けない、散歩も出来ない。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
不満、窮屈さ
理想と現実のギャップに直面し、自由が制限されることに気づいたとき
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わざわざ東京から、こんな奴を教えに来たのかと思ったら情なくなった。
夏目漱石「坊っちゃん」(1906)
絶望、虚無感
田舎の生徒たちの浅薄さに幻滅したとき
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もしこの二人の物理学者が彼等のすべての器械を用いて、一人は静止せる実験室のなかで、もう一人は汽車のなかで、すべての自然法則を研究するならば、汽車が動揺せずに一様に走る限り、彼等は全く同じ自然法則を見出すでありましょう。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
知的興奮
物理学の面白さに触れたいとき
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毎月曜日と金曜日の午後、夫人の胸に抱かれて踊ること。そのほんの一時間が、いつの間にか私の何よりの楽しみとなっていたのです。
谷崎潤一郎「痴人の愛」(1924)
喜び
人生で初めて西洋人女性と親密に接する時間を得たとき
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『あなたどう思いますか』などと申しました。
小泉節子「思い出の記」(1908)
切なさ、不安、喜びと心配の相反
心から望んだものを手に入れたのに、それが永遠に続かないことへの恐れを感じるとき
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名人紀昌は終に弓を手にしなくなった。
中島敦「名人伝」(1942)
超越、静寂
何かを極めた先にあるものを知りたいとき
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人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。
太宰治「人間失格」(1948)
洞察,不安
表面的な笑顔の裏にある本当の感情を見抜こうとするとき
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お前が学資を続ける方法がないために、もう幾月も大学をやめてしまい、出稽古その他の口もなくなったと知った時、わたしの気持はどんなだったでしょう!
ドストエフスキー「罪と罰」(0)
悲しみ、切なさ
親が子どもの困窮を知ったとき
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病気だ。病気なんだよ。以前はあれほどでもなかったんだが、だんだん悪くなりやがった
太宰治「ヴィヨンの妻」(1947)
無力感、絶望
自分や周囲の人間の劣化を認めるしかないとき
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頭の悪い人足ののろい人がずっとあとからおくれて来てわけもなくそのだいじな宝物を拾って行く場合がある
寺田寅彦「科学者とあたま」(1933)
希望
自分は要領が悪いと落ち込んだとき
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同一の自己が同一の運命を繰り返すだらうといふことは、同一の貨幣が同一の價値を有するといふことと同じ道理である。
幸田露伴「努力論」(1912)
納得,警鐘
変わらない日々に疑問を感じるとき
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私は、そうして、一つ一つ椅子を仕上げる度毎に、いい知れぬ味気なさに襲われるのでございます。
江戸川乱歩「人間椅子」(1925)
虚無感、絶望
自分の人生に意味を見出せなくなったとき
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映画は今から二十年前までは芸術であるということを人々は躊躇していたにもかかわらず、しかし、今や、それは一つの立派な芸術として人間を納得させはじめた。
中井正一「美学入門」(1941)
希望,発見
新しい価値を認めるとき
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人間というものは自分のためばかりに生きているものだろうか。
新美南吉「牛をつないだ椿の木」(1943)
内省、疑問
自分の生き方を見つめ直したいとき
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アプリオリにはまるでこう云われません。もし二つの出来事が基準系 K に関して同時刻であるなら、同じ出来事は基準系 K' に関してもまた同時刻的であると。つまり時間は一の絶対な、すなわち基準系の運動状態に無関係な意味をもっているとは云われません。
アインシュタイン「相対性理論」(1916)
常識の崩壊
「当たり前」を疑いたいとき
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